院内のご案内
患者さんに安心してくつろいでいただける空間を
医院玄関
イメージは、ヨーロッパの町並みにある建物です。研修や講演などで欧米に出張した際にさまざまな町並みを散策してみて考えたことは、デザイナー系の無機質な建物よりも、レンガや石、木材などを使った暖かみのある建物で患者さんをお迎えしたいということです。
待合室
待合室も外観と同様に暖かさや柔らかさを感じる空間作りに心がけました。ただでさえ、怖いと感じる歯科医院での待ち時間ですから、アロマの香り、音楽(院長自らがセレクションしています)、環境ビデオとともに少しでもリラックスしていただけるように心がけております。
診察室
診察室も医院外観や待合室と同様のコンセプトです。木目の腰壁に囲まれたセミセパレートの診療スペース(完全個室は2室)の床材はコルク調、診療中に患者さんからよく見える天井は、スロープのついた木目によって遠近感を感じられるように配慮いたしております。
CTおよびエックス線撮影室
ここでは、各種デジタルエックス線(歯科用、矯正治療用、パノラマ)とCTが撮影可能です。これらの撮影データはコンピュータが集中管理しており、各診療スペースのモニターにただちに転送することができます。
セレックシステム
従来のような不快な歯の型取りをなくし、最短一日で治療を完了させることができます
天然の歯に近いセラミックを使うので、残った歯や向かい合う歯にもっともやさしい治療といわれています。セレック治療は虫歯再発のリスクが低く、ヨーロッパを中心とした歯科先進国でも、長期間にわたる治療効果が期待できることが報告されています。
マイクロスコープ
最大21.2倍にまで拡大して見ることができます。むし歯の切削量を最小限にとどめたり、精密な根の治療を行ったりできるため、歯の寿命を延ばすことにつながります。
ペリオナビゲーションシステム
歯周ポケットの状態を分析する専用アプリで、歯周ポケットの炎症を面積(mm2)で表示できます。
顕微鏡
大学病院などで研究用に使われる、毛細血管観察専用の顕微鏡です。指先の毛細血管の状態を検査することで、歯周病に影響をおよぼす血管の健康状態を確認できます。
手術室
やはり、インプラントや歯周病の手術は清潔な環境が整った個室で行う必要があります。しかし、ここでは心臓外科や脳外科のような無機質的な、いわゆる外科手術室は必要ではなく、カウンセリングなども行えるような柔らかなイメージの素材を選択しています。特に壁材は、珪藻土(けいそうど)を使ったタイルで、自然素材が湿度調整をしてくれています。
歯科医院の手術室に最低限必要なもの
無影灯(手術灯):術中に明るい視野を確保することが可能です
エックス線撮影装置と防護設備:常に安全確認しながらの作業が可能です
酸素吸入器、緊急時対応キット:手術室では必須です
点滴セット:静脈内鎮静や抗生物質、ステロイドの投与が可能です
モニター:エックス線、CT画像やコンピュータ診断画像を映すことが可能です
その他:手術専用防護キットや各種手術用医療機器の整備
技工室
早くから、セラミック冠作製装置やコンピュータ支援型の冠作製装置(CAD/CAM)など最新の技工システムを導入しています。
研修室
医院の2階は研修室で、院内研修の他にも、歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、歯科技工士向けの講演会や研修会が行えるようになっています。講演会で約30名、各種実習で約16名が収容できるスペースに各種映像システムが完備されています。